お金を工面する方法には様々な方法がありますが、その中には生命保険を担保として借りるという方法もあります。
生命保険を担保にと聞くと一瞬グレーなものではと思うかもしれませんが、契約者貸付制度という名称が用いられている正式な方法なので安心して利用することが出来るかと思います。
契約者貸付制度というのは契約している生命保険会社の解約返戻金を担保にしてその生命保険会社から融資を受けることです。
一般的なカードローンやキャッシングと比べると利率が低く毎月一定金額を返済するといった決まりがないという利点がありますが、最大のメリットは生命保険を解約せずともお金の工面をすることが出来るという点でしょう。
しかしもし契約している生命保険が解約返戻金がほとんど発生しないようなタイプであれば担保にすることが出来ないので注意が必要です。
保険会社によって担保に出来る保険が異なる点も事前に確認しておくと良いでしょう。
そんな生命保険を担保とする方法、すなわち契約者貸付制度を利用するにはまず保険証券を用意して自身が契約している保険会社に連絡をし、契約者貸付申込書に必要事項を記載後保険会社に提出をしましょう。
程なくして貸付金が振り込まれます。
返済期間も定められていないからとお金を返さないでいると利息によって限度額を超えてしまい保険が失効する可能性があるなど注意すべきポイントもありますが、お金に困った際にはまず自身の生命保険が担保になるか問い合わせてみるのが良いかもしれませんね。